2016年3月2日水曜日

“乳牛”で地震予知 データが示す驚きの結果

東日本大震災からもうすぐ丸5年を迎える。難を逃れるための事前予知は日本に住む誰もが望むところだ。実は現在、牛を使った予知研究が進められている。大地震が起きる前に、なぜか乳牛の搾乳量が落ちるというのだ。そんな話を聞いて一笑に付す向きは、データを目にして唖然とするはずだ。新しい地震予測理論に注目が集まっている。

 ナマズをはじめ、動物が地震の前に異常行動をとるという話は古くからいわれている。今回、乳牛を使いその客観的データを導き出したのは、地震予知学会会員で麻布大学獣医学研究科の山内寛之研究員(30)だ。

 「乳牛は毎日の乳量を継続的に観測できる。地震の前には何らかの変化が起こるのではという仮説のもと調査を始めた」

 観測にあたっては、茨城県つくば市にある国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」(農研機構)に協力を依頼。つくば市の計48頭の乳牛を対象に2014年の1年間の乳量変化データの提供を受けた。

 酪農乳業関係者の業界団体「Jミルク」によると、1頭の乳牛は1日平均約30リットルの生産能力を持つというが、乳量変化を確認すると、まず次のような異常が数値として表れた。

 「(14年)4月16~17日に乳牛の平均乳量が一定水準以下に下がる日が2日続けて起きた。その後、5月5日に伊豆大島近海を震源とするマグニチュード(M)6・0の地震が発生、東京都の大手町で最大震度5弱を記録した」(山内氏)


 この事例を基に山内氏は、2日以上続けて平均乳量が一定より下がる異常に着目し、その約2~3週間後を「警戒期間」と仮定。連続した異常日を1事例として定め、警戒期間中に地震があった後は、警戒を解除する条件でデータを精査した。すると驚くべき結果が表れたという。


続きは
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160229/dms1602290830001-n1.htm


いろんな予知方法があるんですね。

乳牛とは、驚きです。




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