2016年3月19日土曜日

高知や都内で不気味な地鳴り騒動 「南海トラフ」サイン?

 東日本大震災から5年がたった。地震列島の日本は常に災害リスクにさらされており、首都直下型、南海トラフなど巨大地震がいつ発生してもおかしくないと言われている。そんななか、先日、四国で不気味な現象が報告された。夜中にズズズ…という音、「地鳴り」だ。地鳴りは1月に東京でも報告され、インターネットを中心に騒動となった。来るべき災害の前兆なのか。緊張が走っている。

 南国土佐にどよめきが起こった。きっかけは2月29日未明に響き渡った謎の轟音だ。県にもたらされた通報は、高知市や室戸市など高知県東部4市の住人からの計8件で「ジェット機が近くを通ったような音だった」「窓がガタガタ揺れた」といった内容だった。聞こえたという時間帯は午前1~2時ごろに集中している。

 室戸市に住むパート従業員で学生の小笠原翼さん(32)も、海にほど近い自宅で音を耳にした1人だ。

 「横になっていると『ズズズ…』という、何かが地中からわき上がってくるような音が聞こえた。地震かと思って非常用の持ち出し袋を用意したが、揺れはなかった。それから約30分後にも同じような音がした。生まれも育ちも室戸市だけれど、あんな音を聞いたのは初めて」

 高知県と言えば、県西部に位置する黒潮町が、南海トラフ巨大地震の被害想定で、日本一高い34・4メートルの大津波に襲われる恐れがあると指摘されている。現実になったときの被害は計り知れない。


続きは
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160311/dms1603111535022-n1.htm



2016年3月14日月曜日

次は「アウターライズ地震」に警戒

 東日本大震災から11日で5年。マグニチュード(M)9・0の東北地方太平洋沖地震の爪痕は各地に残っていて、復興にはまだ遠い。

 だが、地球物理学者としては、あの地震だけですべてが終わったとは思えない。
 1896(明治29)年に起きた明治三陸地震は、津波などで大被害をもたらした。典型的な海溝型
の地震だった。

 だが、それだけではすまなかった。人々が明治三陸地震の惨禍から立ち直り、地震のことを忘れかけた約40年後、今度は昭和三陸地震が起きて、また大きな損害を被ってしまったのである。

 時は1933(昭和8)年3月3日。ひな祭りの日だった。今からちょうど83年前になる。

 じつは、地震の揺れそのものは明治三陸地震よりはずっと弱かった。しかし、地震の揺れが大きくはないというので油断していた人々を襲った津波は、明治三陸地震なみの大きさだった。

 この昭和三陸地震は「アウターライズ地震」。よくある海溝型地震ではなくて、太平洋プレートそのものが割れてしまった地震だった。

 アウターライズ地震は、いわゆる海溝型地震と「組」になって起きる。

 海溝型地震は、太平洋プレートが北米プレートの下に毎年潜り続けることによって、2つのプレートの境界が耐えられなくなって滑り、地震を起こす。

 ところが、この海溝型地震が起きて境界が数メートル滑ったことによって、北米プレートが太平洋プレートの上に、その分だけのし上がることになる。つまり、北米プレートという重いものが太平洋プレートの上に乗っかったことになる。

そして、この重さに耐えられなくなった太平洋プレートがいずれ割れる、それがアウターライズ地震なのである。

続きは
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160311/dms1603110830009-n1.htm


2016年3月10日木曜日

地震的中の早川氏が注視する“危ないエリア” 

巨大地震と大津波、それに伴う原発事故など、日本に壊滅的な打撃を与えた東日本大震災。あれから5年、複雑な思いを抱える被災者がいる一方で、大多数の国民は震災前と変わらない日々を過ごしている。節目の3・11を迎えるにあたり、数々の地震の発生を予知してきた科学者は地震大国に暮らす我々に改めて警戒を呼びかけている。次に危ないエリアはどこか。災害は忘れたころにやってくる。

 3月11日が近づくにつれ、東北の被災地を中心にマグニチュード(M)9・0という巨大地震の爪痕を振り返る機会が増えている。肉親や家を失った被災者や原発事故によって避難生活を余儀なくされている人々にとっては、あまりに重い5年間だった。

 だが、直接の被害を免れた人々のなかには「のど元過ぎれば熱さを忘れる」の空気が広がっているのも事実だ。

 意識の薄れを感じさせる一例は一時、飛ぶように売れた防災用品にも現れている。

 あるメーカーの担当者は「震災直後は通常の3倍程度の売り上げを記録した。しかし、その後は1年ごとに2~3割は減少していき、現在は震災前にすっかり戻っている。あれだけ甚大な災害だったのに…」と話す。

 的確な地震予知で知られる電気通信大学名誉教授で、日本地震予知学会会長の早川正士氏は「普段からの心がけが重要だ」と力を込める。

 早川氏は地震が起こる約1週間前、前兆現象として起きる地殻のヒビ割れに着目。このヒビが発生させる電磁波が地球上空の電離層に与える影響を分析し、これから起こる可能性のある地震の発生場所と地域を割り出している。


続きは
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160306/dms1603060830005-n1.htm

怖いですよね。



2016年3月4日金曜日

“乳牛”で地震予知 データが示す驚きの結果

東日本大震災からもうすぐ丸5年を迎える。難を逃れるための事前予知は日本に住む誰もが望むところだ。実は現在、牛を使った予知研究が進められている。大地震が起きる前に、なぜか乳牛の搾乳量が落ちるというのだ。そんな話を聞いて一笑に付す向きは、データを目にして唖然とするはずだ。新しい地震予測理論に注目が集まっている。

 ナマズをはじめ、動物が地震の前に異常行動をとるという話は古くからいわれている。今回、乳牛を使いその客観的データを導き出したのは、地震予知学会会員で麻布大学獣医学研究科の山内寛之研究員(30)だ。

 「乳牛は毎日の乳量を継続的に観測できる。地震の前には何らかの変化が起こるのではという仮説のもと調査を始めた」

 観測にあたっては、茨城県つくば市にある国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」(農研機構)に協力を依頼。つくば市の計48頭の乳牛を対象に2014年の1年間の乳量変化データの提供を受けた。

 酪農乳業関係者の業界団体「Jミルク」によると、1頭の乳牛は1日平均約30リットルの生産能力を持つというが、乳量変化を確認すると、まず次のような異常が数値として表れた。

 「(14年)4月16~17日に乳牛の平均乳量が一定水準以下に下がる日が2日続けて起きた。その後、5月5日に伊豆大島近海を震源とするマグニチュード(M)6・0の地震が発生、東京都の大手町で最大震度5弱を記録した」(山内氏)

 この事例を基に山内氏は、2日以上続けて平均乳量が一定より下がる異常に着目し、その約2~3週間後を「警戒期間」と仮定。連続した異常日を1事例として定め、警戒期間中に地震があった後は、警戒を解除する条件でデータを精査した。すると驚くべき結果が表れたという。

続きは
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160229/dms1602290830001-n1.htm

いろんな予知方法があるんですね。
乳牛とは、驚きです。

2016年3月2日水曜日

早川氏の“地震予知”また的中 警鐘を鳴らしていた沖縄で震度2

 夕刊フジ既報どおりだった。8日午前5時45分ごろ、沖縄県の西表島で震度2の地震が発生。この揺れについて、的確な地震予知で知られる電気通信大学名誉教授の早川正士氏は、6日発行の紙面で警鐘を鳴らしていた。

 気象庁によると、今回の地震の震源地は西表島付近で、震源の深さは約50キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・6と推定される。

 早川氏は6日発行の紙面で「7日までに小笠原・沖縄・南方にかけての海底でM5・5前後、最大震度4程度」と発表。1日のずれは生じたが発生地域を見事言い当てた。

 早川氏は地震が起こる約1週間前、前兆現象として起きる地殻のヒビ割れに着目。このヒビが発生させる電磁波が地球上空の電離層に与える影響を分析し、発生場所と地域を予測している。


記事URL
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160208/dms1602081535007-n1.htm





“乳牛”で地震予知 データが示す驚きの結果

東日本大震災からもうすぐ丸5年を迎える。難を逃れるための事前予知は日本に住む誰もが望むところだ。実は現在、牛を使った予知研究が進められている。大地震が起きる前に、なぜか乳牛の搾乳量が落ちるというのだ。そんな話を聞いて一笑に付す向きは、データを目にして唖然とするはずだ。新しい地震予測理論に注目が集まっている。

 ナマズをはじめ、動物が地震の前に異常行動をとるという話は古くからいわれている。今回、乳牛を使いその客観的データを導き出したのは、地震予知学会会員で麻布大学獣医学研究科の山内寛之研究員(30)だ。

 「乳牛は毎日の乳量を継続的に観測できる。地震の前には何らかの変化が起こるのではという仮説のもと調査を始めた」

 観測にあたっては、茨城県つくば市にある国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」(農研機構)に協力を依頼。つくば市の計48頭の乳牛を対象に2014年の1年間の乳量変化データの提供を受けた。

 酪農乳業関係者の業界団体「Jミルク」によると、1頭の乳牛は1日平均約30リットルの生産能力を持つというが、乳量変化を確認すると、まず次のような異常が数値として表れた。

 「(14年)4月16~17日に乳牛の平均乳量が一定水準以下に下がる日が2日続けて起きた。その後、5月5日に伊豆大島近海を震源とするマグニチュード(M)6・0の地震が発生、東京都の大手町で最大震度5弱を記録した」(山内氏)


 この事例を基に山内氏は、2日以上続けて平均乳量が一定より下がる異常に着目し、その約2~3週間後を「警戒期間」と仮定。連続した異常日を1事例として定め、警戒期間中に地震があった後は、警戒を解除する条件でデータを精査した。すると驚くべき結果が表れたという。


続きは
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160229/dms1602290830001-n1.htm


いろんな予知方法があるんですね。

乳牛とは、驚きです。